Dance Messenger Madoka

ー世界各国を旅するダンサーー

ダンスの発表会と旅立ちの決意

地元のスタジオがオープンして秋で8ヶ月。

世界一周を終えて茨城でダンスクラスを受け持って1年半。

 

たくさんの感情と共に動いてきた。

正直、1年前の子どもたちには

なんてワガママな子どもばかりなんだーーーーと心が折れそうだった。

 

その感情だったり

やらなきゃいけないことだったり

本当にやりたいことだったり、

 

そういったもので本当に伝えたいことができなくて、

見失っていくものも多かった。

 

世界一周から帰国して、その世界を子どもたちに見せたくて

でも思うようにいかなくて。

 

小学校3年生ですでに

人と比べたり、目には見えないルールがあったり、人よりも優位にたとうとしたり、

グループができていたりと

大人の社会の縮図を見ているかのようだった。

 

 

子どもの声から、「あの子はダンスが下手」と発言する子がいれば怒ったりもした。

一緒になって笑っている子どもにも。

上達には個人差があって、ステップができないことは悪いことじゃない。

上手にダンスを踊れることが偉いわけでもない。

一番になることをゴールにしてほしくない。

人を押しのけて手に入れたものが正しいとも限らない。

それを知ってほしかったから。

 

練習もせずに「できなーい」「つかれた」とすぐに言ってしまう子や

レッスン中にいきなりスタジオを出ていってしまう子、

遊んでばかりの子どもたちを前に

 

どうやったら興味が引き出せるのだろうか?と

思うようにいかないなと感じたことは幾度となくあった。

 

「ダンスしたい?」と聞くと「どっちでもいいや。」と答えた子どもには

「やりたくないなら、やらなくていい」と伝えたこともあった。

 

踊れる環境が当たり前じゃない。

 

一人で踊っているようにみえて実は違う。

家族の金銭面や送り迎えのサポート、見えないところで動いてくださるスタッフ、

鏡がある綺麗なスタジオ、音楽を聴くことができる耳や踊ることができる自分の身体。

 

日本は何でも揃っているからこそ、ハングリー精神がないと思う。

 

食べ物も、住む家も、飲む水も、

そしてダンススタジオに通うことができる環境が揃っていても。

 

親がやらせているのか、飽きてしまうのか、私の興味の引き出し方なのか、

一人ひとりの性格なのか、教育や環境や文化なのか、

子どもだから仕方ないのか、なんとなくでいいのか、もっと厳しくするべきなのか、もっと自由にやらせるべきなのか

 

本当に色んな感情だった。

 

日本でさえ、今や6人に1人が貧困と言われている時代に

子どもたちが「当たり前」と思ってしまう環境を

「本当は当たり前じゃない」ということを

感じてほしいと思っていた。

 

辞めていく生徒もいたし

新しく入ってくれる生徒もいた。

 

難しいのは、

何かを始めることよりも、一つのことを続けていくことなのだと実感した。


このヒップホップクラスは

「ずっとみんなで創ってきた」のに

「ずっと一人でやってきた」に変えてしまった自分もいた。

 

毎週何が起こるかわからないレッスンの日、いっぱい悩んだ。

いっぱい不安になった。
いっぱい考えた。いっぱいイライラした。

 

でも、

「先生!このステップできたよ」と言ってくれる子がいて

「ダンスが好き!」と言ってくれる子がいて

「発表会楽しみ!」と言ってくれる子がいて

 

ダンスの作文書いてくれる子がいて

 

言葉では表現できない泣き虫な子が、笑ってダンスをするようになって

 

ダンスが好きで続けてくれる子がいて

 

一生懸命がんばっている姿を見ることができて

 

子どもたちの成長をひしひしと感じた。

 

 

言葉では表現できない何かが人にはやっぱりある。

 

本当に様々なキャラが濃い子どもたちと出会うことができた。

 

当日の発表会も大成功で、みんな頑張ってくれて

 

私は生徒のケアと自分の出演といっぱいいっぱいだったけど笑

大人クラスの発表会も秋にあって

私がいない時もいっぱい練習していたそうで本当に嬉しかった。

 

夢は手に入れたら現実になって

また次の夢が出てくる。

 

そしてまたカナダで挑戦するチャンスがきた。

秋にはカナダに旅立とうと決意。

 

最後は生徒のママさんが写真のアルバムと生徒からのメッセージカードを集めてくれて

3歳の生徒もがんばって書いてくれて

 

 

多くを語らずしも、少しでも感じとってくれた部分はあると思う。

私にこんな経験をさせてくれた生徒に感謝。

ありがとう。また大きくなっていつかどこかで。

 

 

★☆★☆★☆★ダンス映像チェックしてみてね☆★☆★☆★☆★


平和を希求するダンスメッセンジャー“MADOKA SUZUKI”の超越した表現に世界 が涙したわけは? | FINEPLAY

 


Madoka Suzuki - YouTube

 

by Dancer MADOKA