読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Dance Messenger Madoka

ー世界各国を旅するダンサーー

私を一年間待っていてくれた村の女の子のために作った、村でたった一つだけのダンススタジオ。

f:id:dancermadoka:20170107045357j:plain@Mauritius

 

海外で挑戦するひとを応援するウェブメディア「StartS」さんで

インタビューしていただきました。

 

カナダに来て2年。

色々な方が私の人生に興味を持ってくれた。

 

 

初めて記事に取り上げてくださったのは「FINEPLAY」というスポーツメディア。


カナダで行われた日系スタータレントサーチで

最も記憶に残るベストパフォーマンス賞をいただいた時にも記事にしてくださった。


DANCE KEEPERS(ダンスキーパーズ)というダンスメディアでも

取り上げてくださった。

 

4年前の1月、私はモーリシャスにいた。

f:id:dancermadoka:20170107053950j:plain

 

黒人ダンサーに囲まれて踊っていた。

f:id:dancermadoka:20170107053923j:plain

 

路上にはたくさんのコインが飛び交ってた。

f:id:dancermadoka:20170107054451j:plain

 

ダンスがなぜ生まれたのか。

人はなぜ踊るのか。

自分はなぜ踊るのか。

 

自分の旅はそこから始まった。

 

でも、踊っている時は

そんなのは考える余裕なんてなかった。

 

ただ単純に、一緒に踊ってくれる人がいた。

そこに喜びを感じてた。

 

f:id:dancermadoka:20170107054019j:plain

 

自分の旅の中でも本当に忘れない出来事のひとつになった。

 

南アフリカのタップダンサーの家に滞在して

奇跡のような出会いがあったりf:id:dancermadoka:20160802081318j:plain

 

子どもと一緒に踊ったり

f:id:dancermadoka:20170104085709p:plain

ダンスを教えてもらったり

f:id:dancermadoka:20170107060102p:plain

 

ダンスは人を集める力があるんだってことをひしひしと感じたり

f:id:dancermadoka:20170107061332j:plain

 

ラジオ番組で踊ったり 

https://www.instagram.com/p/BEo3ExLE1Qa/

 

色々な出会いがあった。

 

でもいつも誰かと踊っていたわけでもないし

出会いがないこともあった。

https://www.instagram.com/p/BE1Zyg1E1e_/

 

一人で踊ることもあった。

https://www.instagram.com/p/BE4F-0IE1TR/

 

誰も見ていなくても別によかった。

https://www.instagram.com/p/BFZaVjfE1ck/

 

誰かに見ていてほしかった時も。

https://www.instagram.com/p/BFh-61kk1XH/

 

初めて目の当たりにする景色の中で、

https://www.instagram.com/p/BFT5nmWE1WH/

 

 

だから一人で踊ることの楽しさと孤独を知っている。https://www.instagram.com/p/BFKfUfYE1fq/

 

新しい人と出会うことと

自分を見つめなおすことの両方の時間だった。

https://www.instagram.com/p/BF1W9vTk1em/

 

自分のダンスを好きでいてくれる人が友達になってくれた。f:id:dancermadoka:20170107055945j:plain

 

旅の途中では気付けなかったこと、

今だからわかること。

 

海外ってみんなが思っているより、

輝いているものじゃない。

だって海外に来たからって、

今日の自分が明日になったら急激に変わってるってことはありえないから。

  

自分の人生はそこに延長されてあるだけ。

ただいる場所が変わったってだけで。

 

楽しくない日もつまらない日も含めて海外。

だらしがない日もやる気がない日も普通にそこにある。

泣いた日も悔しかった日もあった。

 

旅を終えた時、

数えきれない思い出と、少しばかりの自信を手に入れて

達成感ともの悲しさががいりまじって存在している自分がそこにいた。

 

https://www.instagram.com/p/BNsnXARD2Xe/

 

そして今カナダに住んでいる。

愛する人と160人80カ国出身の高校生と。

 

国際同性婚。

 

あの時、旅に出ていなかったら出会うことはなかった人。

 

f:id:dancermadoka:20170107035833j:plain

 

いつも私を待っていてくれた人。

f:id:dancermadoka:20160802052655j:plain

 

手を広げてどんな時も包み込んでくれる人。

f:id:dancermadoka:20160802053257j:plain

 

たくさんの人に祝福されて囲まれて

f:id:dancermadoka:20160802040205j:plain

 

私だけの人生じゃなく、私たちの人生が始まった。

 

国際同性婚って何?って方はこちらのブログから↓

 

 

世界一周、婚約、結婚、海外移住。

そして次の新たなステップへ向けて動き出しました。

 

カナダのビクトリア、マチョーズンという村で

ダンススタジオをオープンしました。

f:id:dancermadoka:20170114035038j:plain

Photo by Tanabe+Photography

Design by Berenice Sanders B (studio745)


実は4年前、日本でダンススタジオを作るチャンスがあった。

でもその夢を諦めた。踊りながら世界一周するために。

 

当時考えていたイベントやアイディアがぎっしりとノートに書かれていた。

 

4年越しの夢。忘れかけていた夢。

 

村でたったひとつのダンススタジオ。

 

夢は巡り巡ってくる。

 

1年前、この場所を見たとき、ここで踊れると思った。

完全な一目惚れ。

 

鏡もなかったし音響システムもない。

でも床はカーペットじゃなくフローリングで踊りやすそうで

壁に穴があったけど鏡を貼ればいけると思った。

f:id:dancermadoka:20170114034701j:plain

 

すぐに所有者に電話して聞いて

一週間に一回、使わせてもらえることになった。

 

そこから婚約、結婚、語学学校、ビジネスライセンスの申し込みや取得、

永住権が下りるまで働けなかったり、

 

すぐに始められる環境になくて

 

一年間待たせてしまった村の女の子。

 

ダウンタウンにある大きなダンススタジオにはサインアップせず、

私を一年間ずっと待ってくれていた。

 

5歳だった彼女は6歳になってしまった。

 

ダンススタジオの準備ができるまでは

家でプライベートレッスンという形で無料で教えたり、

彼女の誕生日にはヒップホップパーティーをした。

 

何より彼女が踊っている時ってめちゃくちゃ良い顔する。

f:id:dancermadoka:20170104092958p:plain

 

さて、いよいよ動き出そう、と思った時に

所有者の人から告げられた。

 

他にこの場所を借りたい人がいる。

その人は5年契約。週一回ではなく、毎日使うことになる。

あなたの熱意はすごくわかるけど、ビジネスが優先だから

 

かなりショックだった。

 

彼女を一年間も待たせた上に、

ダンススタジオ作るからねって言って楽しみにさせておいて。

 

場所をまるまる借りるにはリスクがあった。

家賃も別に安いわけじゃないし、

生徒が何人来るのかもわからなかった。

 

 

ダンスを始めることは簡単だけど、続けることって難しい。

自分がそれを誰よりも知っている。

 

 

他に借りたい人がいることで、

家賃も当初の値段より上がってしまったし

契約期間も長くなってしまった。

 

元々はスタジオをまるまる借りる予定だった。

でも最初は週1〜2回から、人数が安定したらと思っていた。

リスクを負わずに手堅くいく方法を考えていたから。

 

2年間もの間、誰にも使われてなかった場所。

一目惚れした場所。

 

今チャンスを逃したら最低5年間は使えない。

 

もちろん安い場所や公民館を使う選択肢もあった。

でもここじゃなきゃダメだった。

 

 この村に私が住んでいる意味が絶対あると思った。

 

そしてここでみんなと踊りたかった。

 

 

"スタジオを持っている自分がかっこいい"

とかって思ったのかもしれない。

 

ダンススタジオを開くって宣言してしまったのに

できなかったら

かっこ悪いって思ったのかもしれない。

 

のしかかる責任、

すぐに決断しなきゃいけない状況、

金銭的な不安と契約期間の長さ、

 

そもそもこの村に彼女以外にダンスやりたい子がいるのだろうか?

不安だった。急に怖くなって足がすくんだ。

 

結婚した彼女とも何度も話し合った。

自分だけの人生ではもうないから。

 

でもやってみなきゃわからない。

リスクなしで叶う夢なんて夢じゃない。

やらない理由がもうなかった。

怖さも痛みも一緒に抱えて夢を叶えようと思った。

 

たった一人のために。

でも本当は自分の幸せのために。

 

そこからの一週間は食べるのも寝るのも忘れて動き始めた。

 

 

トラック借りて鏡を運んで

f:id:dancermadoka:20170107154537j:plain

 

鏡の白いフレームを外すところから始めてf:id:dancermadoka:20170114191528j:plain

 

壁のどこに鏡を貼るのか何度も測ってf:id:dancermadoka:20170114191540j:plain

 

夜遅くまで作業した。f:id:dancermadoka:20170114191551j:plain

 

業者に頼むお金なんてないから全部自分たちでDIY。(Do It Yourself)f:id:dancermadoka:20170114191600j:plain

 

途中、鏡が割れてしまったり色々ハプニングありつつ。

とりあえず踊れる環境になった。

f:id:dancermadoka:20170114192233j:plain

f:id:dancermadoka:20170114031551j:plain

 

3分で作るダンススタジオの作り方。個人的にわりと笑えるので見てみてね。


 

内装準備しつつ、宣伝ように映像も作った。


その合間に仮契約から本契約、弁護士と契約書のチェック、

ビジネスライセンスの取得、新たな保険の加入、サインアップシート作り、

お釣りの準備からトイレシートの張り替えまで色々。

 

迎えた初レッスン。予想は8人くらい。

でも17人の子どもたちが来てくれた。

f:id:dancermadoka:20170114191610j:plain

 

たった一人のために作ったダンススタジオ。

 

準備期間一週間しかなくて満足に宣伝できず、ほぼ口コミ。

彼女のお母さんが学校の友達に声をかけてくれていた。

 

スタジオ満杯。f:id:dancermadoka:20170114193514j:plain

 

大人クラス4人。f:id:dancermadoka:20170114191625j:plain

 

ちなみに中高生は0人だった。 (近くの国際学校ピアソンカレッジに通う高校でダンスを教えています)

 

ダンスをするのが恥ずかしい子どももいた。

内向的な子、親に言われて来た子もいた。

 

けど、来週も来るから!って元気よく言って帰った子がいた。

楽しかったって言ってくれた子がいた。

 

あの彼女は、一番前のセンターで笑顔で踊っていた。

まじで、ずっと笑顔。

待たせてごめんね。待っててくれてありがとう。

 

そして私がこの決断をしなければ

出会えなかった子たち。

昨日までは知らなかった子たちと一緒に踊れたこと。

 

一緒に踊ってくれてありがとう。

f:id:dancermadoka:20170114191617j:plain

 

これからここでやりたいことがある。

 

カルマキッチンのようにレッスン代を次の人に払うギフト経済を使ったギフトレッスン

・グラフィティのライブペイント

・自分たちの名前をグラフティで書くワークショップ。

・ビートボクサーと一緒にダンスレッスン

・自分たちの声(ラップとビートボックス)で音楽を作る。

・黒人差別からきたヒップホップの文化をより知ってもらうこと

・日本とカナダを繋ぐダンスツアー

・サマーキャンプ

ダンス映画の上映会

Why do people dance?のプロジェクト

・自分がダンスを教えているピアソンカレッジと自分のダンススタジオを繋ぐ

・日本のダンススタジオと繋ぐ

 

ダンスやストリートカルチャーを通して

他のスタジオではなかなか経験できない、

ユニークなアイディアでこの村を活気づけていきたい。

 

東京であのまま競争社会にいたら

自分の夢は埋もれて潰されて何もできなかったと思う。

 

競争社会から外れて自分だけにしかできない道を作ることが

夢を叶えるポイントだとも思う。

 

以前ダンサーの菅原小春さんが

こんなことを言っていた。

 

成功したダンサーがいるとなると

みんな同じ場所をめざす。

 

だからみんな同じところにたまっている。

そういうやり方では何も広がらないし面白くない。

 

誰かの生き方を辿ると

本当に自分がやりたいことが見えなくなる

 

 

自分より優れたダンサーなんて山ほどいる。

でも自分にしかできないことだってある。

みんな同じふうに生きなきゃいけないってことはない。

 

この村に来たこと、このスタジオに一目惚れしたこと、

運命っていっても過言じゃない。

 

自分と自分の周りが幸せになることだけを突き詰める。

むしろそれしかやらないから。

 

これからどうなるかハッキリ言ってわからない。

でももう始めちゃったから。

 

私はただ、生きててよかったって出会いを

ダンスを通してもっと重ねていきたい。

f:id:dancermadoka:20170101101918j:plain

 

まだストリートダンスが今ほど知られてなかった時に

赤字60万円抱えてDANCE@LIVEを作ったカンタローさん。

日本のダンス界に影響を与えた人物の一人。

 

ーダンスだけで食っていけるか。

ダンスで親孝行できるか。


ダンスを通して世界中でどこまでの輪を作る事ができるか。

 

バトラーになりたい訳じゃないけど

プロをめざしてるダンサーに対しての他の道も作りたい。

 

もっと沢山のダンス界を変えたいと思っている人が、

行動に起こせばもっと早くダンス界は変わっていくー

 

 

スタジオのfacebookページできました。

応援よろしくお願いします。

https://www.facebook.com/movementdance/

スタジオの連絡先はこちらになります。

movementdance@yahoo.com

スタジオホームページできました。

https://movementdance1.wixsite.com/studio

 

Tuesday 11:00-11:30AM Ages 4-5 Hip Hop
Tuesday 4:00-4:45PM Teen Hip Hop
Tuesday 5:00-6:00PM Adult Hip Hop
Thursday 3:30-4:15PM Ages 9+ Hip Hop
Thursday 4:30-5:15PM Ages 6-8 Hip Hop
Thursday 7:00-8:00PM Adult Hip Hop
If you want to continue, register for the January-March term here: https://movementdance1.wixsite.com/studio/registration

 

ダンス映像


過去記事 

 

by Dancer MADOKA